プリンター『Canon Satera LBP621C』手軽にプロ品質【口コミ・レビュー・評判】

記事内容
  • 概要、特徴、使いやすさ・使い勝手、サイズ感、印刷スピード・コスト、レビュー・口コミ・評判・感想、どんな人におすすめ?

Canon キヤノン A4カラーレーザープリンター Satera LBP621C
目次

【Canon Satera LBP621C】概要、特徴、使いやすさ・使い勝手、サイズ感、印刷スピード・コスト、レビュー・口コミ・評判・感想、どんな人におすすめ?

概要

メーカーは「キヤノン」、品番は「Satera LBP621C」です。

特徴

印刷速度が速く、モノクロとカラーのどちらも1分間に18枚の印刷が可能です。最初の1枚を印刷するまでの時間も短く、カラーで10.5秒、モノクロで10.4秒とスムーズに作業を開始できます。また、「オンデマンド定着方式」により、スリープモードからでもすぐに起動し、急ぎの印刷にも対応しています。
印刷品質も高く、最大9600dpi相当の解像度で鮮やかでくっきりとした仕上がりを実現します。写真やカラフルな資料なども美しくプリントできるため、ビジネス用途にも適しています。
さらに、省スペース設計が魅力です。本体の奥行きは418mmで、デスク周りにも置きやすいコンパクトなサイズです。用紙補給やトナー交換は前面から操作できるため、狭い場所でも手軽にメンテナンスが可能です。
ネットワーク機能も充実しており、有線LANと無線LANの両方に対応しています。これにより、複数のパソコンからワイヤレスでプリントができるほか、スマホやタブレットからも簡単に印刷が可能です。Wi-Fiルーターなしでも直接接続できる「アクセスポイントモード」も搭載されています。
消費電力にも配慮されており、スリープモード時には最小0.8Wまで抑えられます。この省エネ設計は環境にも優しく、ランニングコスト削減にもつながります。
最後に、大容量トナーカートリッジを採用しているため、一度の交換で多くの枚数を印刷できます。これにより、頻繁な交換の手間を省き、コストパフォーマンスも向上します。

使いやすさ・使い勝手

Canon Satera LBP621Cは、使いやすさにおいて多くのユーザーから「やや満足」または「普通」と評価されています。このプリンターは家庭用や小規模オフィス向けに設計されており、基本的な操作性や印刷性能において一定の快適さを提供しています。
まず、印刷速度についてですが、1分間に18枚の印刷が可能で、インクジェットプリンターと比較すると速いと感じられることが多いです。ただし、他のレーザープリンターと比べると速度は平均的で、大量印刷には向かない場合があります。また、スリープモードからの起動が速い「クイックウェイクアップ」機能が搭載されており、急な印刷ニーズにも対応しやすい点が便利です。
操作性については、無線LANやモバイル連携機能があり、スマホから直接印刷できる点が好評です。設定も比較的簡単で、複数のデバイスから印刷する際にも便利です。ただし、一部のユーザーからは説明書が不親切であるとの指摘もあり、初期設定で戸惑う場合もあるようです。
また、トナー交換などのメンテナンス面では、「オールインワンカートリッジ」を採用しており、交換作業が簡単に行える点が評価されています。前面カバーを開けるだけでカートリッジにアクセスできるため、手間が少なく済みます。
一方で、自動両面印刷機能がないため、両面印刷を行う際には手動で用紙をセットする必要があります。この点は効率性を求めるユーザーには少し不便かもしれません。

サイズ感

Canon Satera LBP621Cのサイズは、幅430mm×奥行418mm×高さ287mmで、重量は約12.8kgです。このプリンターはコンパクトな設計になっており、デスク周りにも置きやすいサイズ感です。省スペースを重視したい方にとって便利な選択肢と言えます。
また、トナーの交換や用紙の補給はすべて前面から操作できるため、設置場所を選ばず使いやすい設計です。このようなサイズ感と操作性は、小規模オフィスや家庭用として快適に利用できるポイントとなっています。
さらに、印刷速度もインクジェットプリンターより速く、18枚/分(A4サイズ)という性能を持っています。このため、日常的な文書印刷には十分なスピードで対応可能です。全体的に、コンパクトながら効率的に作業が進められるプリンターとして評価されています。

印刷スピード・コスト

Canon Satera LBP621Cの印刷スピードは、カラー・モノクロともに毎分18枚です。このスピードは、一般的なオフィスや家庭での使用には十分と言える速さで、急いでいる時でも快適に印刷作業を進めることができます。また、スリープモードからの起動も素早く、待ち時間を短縮できる点が便利です。
印刷コストについては、A4普通紙に片面印刷した場合、モノクロ1枚あたり約3.4円、カラー1枚あたり約18円となっています。さらに、大容量トナーカートリッジを使用する場合、モノクロでは約3.9円、カラーでは約20.4円とされています。このコストはレーザープリンターとしては標準的で、インクジェットプリンターと比べると大量印刷時にコストパフォーマンスが良いです。
このプリンターは比較的コンパクトな設計でありながら、高速かつ低コストで印刷できるため、日常的な印刷作業を快適にこなすことができます。

レビュー・口コミ・評判・感想

このプリンターは、コンパクトなデザインと手頃な価格で、多くのユーザーから評価されています。特に、印刷の仕上がりがきれいで、カラー印刷も自然な発色だという意見が多いです。文書や資料の印刷には十分な品質で、インクジェットプリンターから乗り換えたユーザーからも好評です。また、レーザープリンター特有の速さと耐久性が魅力とされています。
一方で、不満点として挙げられるのは、モノクロ印刷がやや薄い仕上がりになることや、大量印刷時に速度が遅く感じられることです。また、無線LAN接続の設定が難しいという声もあり、初心者には少しハードルが高い部分があるようです。さらに、純正トナーの価格が高いことも指摘されています。
操作性については簡単で使いやすいとの意見が多いものの、説明書が不親切だという意見も見られました。また、動作音については「静か」とする声と「うるさい」とする声が分かれており、設置場所によって感じ方が異なるようです。

どんな人におすすめ?

このプリンターは、家庭や小規模オフィスでの使用に適しています。特に、文書を頻繁に印刷する人や、インクジェットプリンターのインク詰まりやコストの高さに悩んでいる人に向いています。レーザープリンターなので、インクジェットと比べて印刷速度が速く、インク切れの心配が少ないため、効率的に作業を進めたい方には便利です。
また、無線LAN機能が標準で搭載されているため、複数のデバイスから簡単に接続して印刷することができます。これにより、家庭内や小さなオフィスで複数人が共有して使う場合でも便利です。さらに、省スペース設計なので、デスク周りが狭い環境でも設置しやすいのも魅力です。
一方で、このモデルはコピーやスキャン機能がないため、それらの機能を求める人には不向きです。また、印刷速度は他の高性能レーザープリンターと比べると遅めですが、日常的な文書印刷には十分な性能です。


Canon キヤノン A4カラーレーザープリンター Satera LBP621C
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