プリンター『キヤノン Canon TR703A』写真も文書も【口コミ・レビュー・評判】

記事内容
  • 概要、特徴、使いやすさ・使い勝手、サイズ感、印刷スピード・コスト、レビュー・口コミ・評判・感想、どんな人におすすめ?

キヤノン Canon A4インクジェット プリンター TR703A 2022年モデル 普通
目次

【キヤノン Canon TR703A】概要、特徴、使いやすさ・使い勝手、サイズ感、印刷スピード・コスト、レビュー・口コミ・評判・感想、どんな人におすすめ?

概要

  • メーカーはキヤノンです。
  • 品番はTR703Aです。

特徴

キヤノンの「PIXUS TR703A」は、家庭やオフィスで使いやすいA4対応のインクジェットプリンターです。このプリンターは、コンパクトなデザインと多機能性が特徴で、幅広い用途に対応します。
まず、TR703Aは「5色ハイブリッドインク」を採用しており、写真も文字もくっきりと美しく印刷できます。特に顔料ブラックインクは、細かな文字をにじみにくく鮮明に仕上げるため、文書印刷にも適しています。また、解像度は4800×1200dpiと高く、細部まできれいに再現できます。
このプリンターはスマートフォンからの印刷が簡単にできる点も魅力です。写真やSNSの投稿などを直接プリントできる「おうちでスマホプリ」機能を搭載しており、手軽に活用できます。また、Wi-Fi接続やクラウドサービスとの連携が可能で、Google DriveやLINEなどから直接印刷することもできます。
用紙の扱いも便利で、「2WAY給紙」に対応しています。前面カセットには普通紙250枚、背面トレイには100枚の用紙をセットできるため、合計350枚の大容量給紙が可能です。さらに、自動両面印刷機能が付いており、用紙の表裏を自動で印刷できるので手間が省けます。
経済性にも配慮されており、「独立インクタンク」を採用しているため、なくなった色だけを交換できます。また、標準容量タイプだけでなく、小容量や大容量タイプのインクも選べるため、使用頻度や量に応じてコストを調整できます。
さらに、自動電源オン機能を備えており、スマホやパソコンからの操作で自動的に電源が入ります。この機能は省エネにもつながります。また、本体はコンパクト設計で、省スペースでも設置しやすい点もポイントです。

使いやすさ・使い勝手

キヤノン「Canon TR703A」は、使いやすさにおいて多くのユーザーから高評価を得ています。このプリンターは、コンパクトなデザインで場所を取らず、家庭やオフィスのどちらにも適したサイズ感が特徴です。セットアップが簡単で、初めての人でもスムーズに設定できます。また、起動が速く、印刷準備までの待ち時間が短い点も便利です。
印刷速度は十分に速く、文書や写真をきれいに仕上げる能力があります。特に後ろトレイからの給紙方式は、用紙をまっすぐ送り込むことができるため、厚紙や重要な書類の印刷にも安心して使えると好評です。また、自動両面印刷機能を搭載しているため、用紙を裏返す手間が省け、効率的に作業を進められます。
Wi-Fiや有線LAN接続にも対応しており、スマートフォンから直接印刷できる機能も便利です。専用アプリを使えば、スマホ内の写真や文書を簡単にプリントアウトできます。ただし、自動排紙トレイは搭載されていないため、手動でトレイを開ける必要があります。
一方で、インク代がやや高めという声もあります。そのためランニングコストを抑えたい場合は互換インクの使用を検討する必要があります。しかし、それを差し引いても全体的な使い勝手の良さと性能の高さから、多くのユーザーが満足している製品です。

サイズ感

キヤノン「Canon TR703A」のサイズは、横幅が372mm、高さが158mm、奥行きが365mmで、重さは約5.4kgです3。このサイズ感は、家庭やオフィスの限られたスペースにも置きやすく、コンパクトな部類に入ります。特に、机の上や棚の中などにも収まりやすい設計となっています。
また、このプリンターは「2WAY給紙」機能を備えており、後トレイとカセット給紙の両方を活用することで、用途に応じて柔軟に用紙をセットできます13。これにより、置き場所の自由度が高まるだけでなく、大量印刷にも対応しやすい点が特徴です。

印刷スピード・コスト

Canon TR703Aの印刷スピードは、写真印刷と文書印刷で異なります。写真の場合、L判フチなし印刷では約18秒で1枚を仕上げることができます。文書印刷では、A4普通紙の片面印刷でモノクロが約15.0ipm(1分間に15ページ)、カラーが約10.0ipm(1分間に10ページ)のスピードです。このため、写真や文書を短時間で印刷できるので、日常使いには快適です。
印刷コストについては、L判フチなし写真の場合、キヤノン写真用紙・光沢ゴールドを使用すると1枚あたり約20.4円(税込)です。A4普通紙での文書印刷では、大容量インクを使った場合、モノクロが約3.6円、カラーが約11.5円(税込)となっています。このコストは比較的抑えられており、特にモノクロ印刷では経済的です。

レビュー・口コミ・評判・感想

このプリンターは、写真や文書の印刷品質が高く評価されています。特に、文字用の顔料インクと写真用の染料インクを組み合わせた5色インクタンクを搭載しており、細かい文字がにじみにくく、写真も鮮やかに仕上がる点が好評です。また、自動両面印刷機能や2WAY給紙といった便利な機能もあり、使い勝手が良いという声が多いです。
一方で、ランニングコストについてはインク代が高いという意見が目立ちます。純正インクの価格が高いため、互換インクを使用してコストを抑える工夫をしているユーザーもいます。また、コンパクトなデザインや静音性についても一定の評価がありますが、一部では給紙時の音が気になるという指摘もあります。
セットアップや操作性については、「簡単でスムーズに行えた」というポジティブな意見が多いです。USB接続やLAN接続でも安定した印刷速度を保てる点も評価されています。ただし、スキャンやコピー機能がないため、それらの機能を求める人には不向きとの声もあります。

どんな人におすすめ?

キヤノン「PIXUS TR703A」は、特にコピーやスキャン機能が不要で、主に印刷だけを目的とする方におすすめのプリンターです。このモデルは、写真や文書の印刷品質が高く、文字も写真もくっきりと仕上がる「5色ハイブリッドインク」を採用しており、印刷物の見栄えを重視する方に向いています。また、自動両面印刷やWi-Fi接続機能があるため、家庭や小規模なオフィスで効率的に使いたい方にも適しています。
さらに、前面カセットに普通紙を250枚セットできる大容量給紙が可能なため、大量の文書を一度に印刷する必要がある方にも便利です。また、スマートフォンから直接印刷できる機能もあり、スマホをよく使う方や手軽にワイヤレス印刷を楽しみたい方にもぴったりです。
ただし、このプリンターはコピーやスキャン機能を持たないため、それらの機能を必要とする場合には他のモデルを検討したほうが良いでしょう。また、本体サイズがやや大きめでインクコストも少し高めという点があるため、省スペース性やランニングコストを重視する方にはあまり向かないかもしれません。


キヤノン Canon A4インクジェット プリンター TR703A 2022年モデル 普通
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