- 概要、特徴、サイズ感、印刷スピード、印刷コスト、レビュー・口コミ・評判・感想、どんな人におすすめ?
キヤノン Canon プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS6630 自動両面 4色・一体型・対応インクBCI-386/385シリーズ 【2023年秋冬モデル】
【キヤノン Canon PIXUS TS6630】概要、特徴、サイズ感、印刷スピード、印刷コスト、レビュー・口コミ・評判・感想、どんな人におすすめ?
概要
- メーカーはキヤノンです。
- 製品名は「Canon PIXUS TS6630」です。
特徴
まず、「新4色ハイブリッドインク」を採用しており、写真印刷には鮮やかな染料インク、文字印刷にはにじみにくい顔料ブラックインクを使用しています。これにより、写真は美しく、文字はくっきりとした仕上がりになります。特に、はがきや封筒の宛名印刷にも適しており、筆文字の細かい部分まで再現できます。
印刷速度も優れており、モノクロでは1分間に約15枚、カラーでは約10枚の高速印刷が可能です。また、「1プッシュコピー」機能を搭載しており、モノクロ・カラーそれぞれのボタンを押すだけで簡単にコピーができます。
さらに、「QRコードダイレクト接続」に対応しており、プリンターの液晶画面に表示されるQRコードをスマホで読み取るだけで接続設定が完了します。これにより、SSIDやパスワードを入力する手間が省けます。
使いやすさにも配慮されており、「Switch UI」機能によって、使用シーンに合わせてショートカットボタンを自由にカスタマイズできます。また、「自動電源オン」機能を備えており、スマホやパソコンからプリント指示を出すと自動的に電源が入ります。
用紙の給紙方法も便利で、背面トレイと前面カセットの2か所から給紙可能です。背面トレイははがきや名刺など小さいサイズの用紙にも対応しています。さらに、自動両面印刷機能も搭載しているため、用紙の節約にもつながります。
メンテナンス面では、「メンテナンスカートリッジ」をユーザー自身で交換できる仕組みになっており、修理に出す必要がありません。また、本体はコンパクトで丸みを帯びたデザインとなっており、どんな部屋にも馴染む外観です。
サイズ感
「Canon PIXUS TS6630」のサイズは、幅374mm、奥行き350mm、高さ168mmです。本体の重さは約6.3kgで、プリントヘッドやインクタンクを含んだ状態の重量です。
このプリンターはコンパクトな設計になっており、家庭やオフィスの限られたスペースにも置きやすいサイズ感です。高さが低めなので、棚や机の下などにも収まりやすく、移動や設置も比較的簡単です。また、幅が約37cmと標準的なA4対応プリンターの中ではスリムな部類に入ります。そのため、机の上に置いても圧迫感が少なく、快適に使えます。
奥行きが35cmあるため、用紙トレイを引き出したり排紙トレイを広げたりする際には少し余裕のある設置スペースが必要ですが、それでも全体的にコンパクトで扱いやすいデザインです。特に「後トレイ」と「カセット」の2WAY給紙方式を採用しているため、用途に応じて柔軟に紙をセットできる点も便利です。
このサイズ感は、プリンターを頻繁に移動させる必要がある場合や、限られたスペースで使用する場合に非常に適しています。設置場所を選ばず、多機能ながらも省スペース性を重視したデザインと言えます。
印刷スピード
このプリンターは、日常の印刷作業を快適に行えるよう、スピードが工夫されています。
A4普通紙での印刷速度は、モノクロ文書の場合、1分間に約15.0枚(ipm)、カラー文書の場合は約10.0枚(ipm)です。この速度は家庭やオフィスでの一般的な用途に十分対応できる速さです。また、最初の1枚を印刷するまでの時間(ファーストプリントタイム)は、モノクロで約9秒、カラーで約11秒となっています。これにより、待ち時間が短く済みます。
さらに、写真印刷についても優れた性能を持っています。L判フチなし写真を印刷する場合、キヤノン純正の写真用紙(光沢ゴールド)を使用すると、1枚あたり約16秒で仕上がります。この速さは、写真を頻繁に印刷する方にも便利です。
印刷コスト
このプリンターは、家庭用として手頃な価格で購入できる一方で、印刷コストがやや高めである点が特徴です。
A4普通紙にカラー文書を印刷する場合、1枚あたりのインクコストは大容量インクを使用して約20.3円かかります。標準容量のインクを使用すると、さらに高くなり約28.9円となります。また、モノクロ文書の場合、大容量インクで約9.3円、標準容量インクで約13.8円です。このように、カラーもモノクロも印刷コストは比較的高めです。
写真印刷の場合、L判フチなし写真1枚のインクと用紙の合計コストは、大容量インク使用時で約29円です。標準容量インクを使うと、さらに高くなる傾向があります。
PIXUS TS6630は一体型インクカートリッジを採用しており、この構造が印刷コストに影響しています。一体型インクは使いやすい反面、交換頻度が高くなるため、ランニングコストが上がる傾向があります。そのため、印刷枚数が多い方には少し負担に感じられるかもしれません。
レビュー・口コミ・評判・感想
このモデルは、コンパクトなデザインとシンプルな操作性が特徴です。白いボディカラーが多くのユーザーに好評で、ホコリが目立ちにくいという点も評価されています。また、設置場所を選ばないサイズ感も支持されています。
印刷速度については、多くのレビューで「速い」との声があり、特に古いモデルから買い替えたユーザーはその進化に驚いています。家庭用として数枚から数十枚程度の印刷には十分な性能で、年賀状や文書印刷にも適しています。ただし、写真印刷については4色インク仕様のため「それなり」といった意見もあり、高品質な写真印刷を求める場合には物足りないかもしれません。
静音性については、以前のモデルと比べて動作音が静かになったと感じるユーザーが多いです。一方で、初期不良や異音に関する報告も一部見られましたが、交換対応で解決したケースがほとんどです。
セットアップの簡単さも評価ポイントです。Wi-Fi接続やQRコードを使った設定がスムーズで、初心者でも問題なく利用できたという意見が多く見られます。また、スマートフォンとの連携機能も便利だと感じるユーザーが多いです。
インクコストについては賛否があります。黒とカラーの2種類のカートリッジ構成は交換が簡単で便利ですが、インク消費が早いと感じるユーザーもいます。そのため、頻繁に使用する場合にはコスト面で注意が必要かもしれません。
どんな人におすすめ?
このプリンターは、家庭や個人利用で手軽に使いたい人に向いています。コンパクトなサイズで場所を取らず、リビングやデスク周りに置きやすい設計となっています。また、スマートフォンから簡単に印刷できる「QRコードダイレクト接続」や専用アプリを使った操作が可能なので、スマホ中心の生活をしている人にも便利です。
さらに、モノクロ・カラーともに高速で印刷できるため、ちょっとした書類や写真をすぐに出力したい人にも適しています。特に、新しい4色ハイブリッドインクを採用しており、文字がにじみにくく綺麗に印刷できるので、文書の印刷が多い方には嬉しいポイントです。
コピーやスキャン機能も備えており、家庭での普段使いに十分な性能を持っています。操作もシンプルで、「1プッシュコピー機能」により簡単にコピーができるので、機械操作が苦手な人でも安心して使えます。
また、自動両面印刷にも対応しているため、用紙の節約をしたい人や環境を意識する人にもおすすめです。コストパフォーマンスが良く、家庭用としては手頃な価格帯で購入できる点も魅力的です。
一方で、高画質な写真プリントを頻繁に行いたい人には少し物足りない場合があります。そのため、主に文書印刷や日常的な用途を重視する方に最適です。
キヤノン Canon プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS6630 自動両面 4色・一体型・対応インクBCI-386/385シリーズ 【2023年秋冬モデル】